トレモをやる意味について
今回はトレモをやる意味について考えます。
僕は前からトレモはあまりやる価値がないと思っていました。
理由はもちろんトレモと実践があまりにも違うからです。
トレモではベク変、ずらし、暴れがないため、トレモではつながっても実践ではつながらないというコンボが無数に存在します。
特にマリオなどの暴れの強いキャラが相手の場合は致命的です。
しかし、こういう言い方をしたのはもちろん最近は価値があると考え始めたからです。
現在スマブラというゲームは、どちらか一方がもう片方を攻撃し続ける「ターン」という側面が強くなっています。
そしてターンとターンの間には、どちらも対等である状況が存在し、読み合いを仕掛けることでターンが進行します。
読み合いをすることを完全に拒否することはできないので、読み合いを有利に進められ、1ターンでのアドバンテージが大きいキャラがいわゆる強キャラになっています。
例えばフォックスは足が速いため、相手の逃げの択を潰してターンを継続できるためアドバンテージを稼ぎやすく、さらに逃げた先に攻撃をすることが可能なので選択肢が多く、故に有利に読み合いを進めることが可能です。
読み合いについては、もちろんいくらCPUを殴ってもうまくなることはないでしょうが、1ターンでのアドバンテージはコンボの上手さという形で練習が可能です。
なので、トレーニングモードで練習をすることは1ターンのアドバンテージを増やし、バーストまでに必要な読み合いの回数を減らすという意味で非常に有効です。
もちろんこれはある程度のコンボ能力のあるキャラの話なので、ガノンのようなコンボという概念が殆どないキャラについてはトレモをやる意味は薄いと考えています。
以上で今回の考察を終わります。